2008年08月27日

北の核放棄が暗礁に乗り上げる

 北、核放棄の考えはない - MSN産経ニュース

 国際社会にとって、北朝鮮の核放棄の最大課題は検証・査察問題だが、北朝鮮はこの核心的な問題をに睨んで、早くも強い拒否反応を見せているのだ。検証・査察拒否は、「核放棄」ではなく、「核固持」を意味する。

 北朝鮮は、核を放棄すればただの国になって誰も相手にしてくれない事をよく知っている。核放棄は交渉と譲歩ではなく、北朝鮮の“体制変化”でしか実現しない事を改めて思い知らせてくれる動きだ。(ソウル 黒田勝弘) 08/26 19:45


 北朝鮮にとっては、核保有が外交交渉に於ける唯一の武器となっており、核を放棄しない事は当初から分かり切っていた事である。それ故に、6カ国協議が如何に茶番であるかを指摘して来た訳だ。

 国際的常識が通用しない北朝鮮に係わると、ろくな事にはならない。相手にしない事が一番だが、そうも行かないので、「核保有は認めるが、核拡散は許さない」というスタンスで対峙する必要がある。ブッシュ政権も、その事は当初から念頭にあった筈だ。

 日本政府は、「北が核放棄しないなら、核の脅威に晒される日本としては、抑止力としての核保有を考えざるを得ない」という強いメッセージを発するべきであり、その事によって、米中両政府は真剣になって、北に核放棄を迫るだろう。

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